Babboはずーっと行ってみたかったのだけれどいつも満員で予約が取れないでいました。
マァ、食べたいものなんて当日思いつくから当日の予約では人気店では無理に決まっているかも。
今回は約3週間前に取ってもらったというのに、夕方五時半からの予約しか取れず。
恐るべしBabbo。でも楽しみっ
「まだ誰もいないんじゃないの？貸し切り状態だったりして」という読みと裏腹にもうすっかりバーもレストランも混んでいました。
珍しい『Pasta Tasting』というメニューにしてみました。
パスタが5種類とデザートが3種類。
「きっとちょっとずつよね？足りるかしら？」
サラダや前菜的なものはつかないので、追加で頼まない限り、いきなり麺から始まります(笑)
（チックピーとパンが前菜的に出ますが、チックピー食べたらおなかいっぱいになってしまうのでパス）
Babboとは「おやじ〜」という意味だそう
1番目は焼いたコーンとチーズがのっかったブラックパスタ。
何気ない甘みがいいね。
むむむっ、美味しい！
2番目はパスタの中身がオレンジピンク色。
夫「ポークだよ！」
私「サーモンだよ！」
…全然ちがうよっ
なんと、ビーツですと。
ビーツってあまり得意ではないのだけど、何ともいえない、いいお味。
ポピーシードとおネギがまたよし。
とってもとっても美味しい！
三番目はキノコのガルガネッリ。
Funghiがこくがあって香ばしくて。
これも半端なく美味しい！
うなる！
しかし、このあたりで、
「…うーん、おなかいっぱいかも…？」となる。
パンを一枚たいらげてしまったことを夫にばかにされる。
フ、フン、食べられるもん。
4番目のビーフ入りパスタのトマトソース。
このトマトソースがフルーティでパスタと口の中で融合すると
おおお美味しい！
ポモドーロ系パスタラバーとしては感動した！
「あーでももう、おなかいっぱい」
「ここからボロネーゼか…」
とどめのボロネーゼのパッパデーレ。
美味しい。
臭みがまったくない。
…が、一番普通に感じました。
とにかく、2番目のビーツのパスタCasunseiに感動しました。
「これからデザートかぁ…フ、きっとアフタヌーンティーのスイーツのように、ちびっちゃいのが出てくるのよね。」
ほら、ちっちゃい。
直径4.5cmくらいかしら。
酸味のあるサクランボと香ばしいアーモンドケーキ。
美味しいです。
これだって可愛いもの。
直径4cmくらいかしら。
チョコレートケーキです。
…不覚にも、半分で断念。
むむ…あやうし。
「あと一個だわ…あと一個で終わりだわ…
がんばれるわよ、私」
もはや修行になってきました。
ここでウェイター登場。
「今までちっこいのばっかりだったけど、最後はサプライズなんだよ！最後はフルサイズのケーキなんだ。メニューにはローズマリーケーキと書いているけれど、マダムにはピーチのパイ、フルサイズさ！！！」
サプライズの意味がちがう…
ええ、ええ、しっかりサプライズされましたとも。
この期に及んでフルサイズですか…
直径10cmはあるね…
厚みだって充分さ。
悔しいことにとても美味しい。
極力ピーチの部分をいただくよう心がけました。
コーヒーを頼むと、
うやうやしくお砂糖セットが出てきて。
…レギュラーコーヒーも完飲できず。
とどめもとどめ、お菓子を出してくだすった。
いくら何でももう無理ですぅ〜
お目目のみで味あわせていただきました。
恐るべしBabbo。人気店であることが納得のお味でした。
そして、恐るべし量でございました。
でもちょっとずついろいろなパスタがいただけるのはパスタ好きとしてはとっても楽しいし、嬉しかったです！
楽しくて美味しくてちょっとくるしい夜をありがとう(笑)
Babbo
110 Waverly Place
New York NY 10011
