ちょっと前になりますが、10日にイエスのジョンアンダーソンのライブに行きました。場所はブロードウェイのB.B.King。
高校生の時に
「今度バンドでやるから、ボーカル練習してね!人足りないからベース弾きながらやってね!ベースはフレットレスね!」
と突然言われ、必死こいてOwner of a Lonely Heartのボーカルと弾いたことのないエレキベースを練習したのでした。
ゆえ、私はアルバムの『90125』しか聴き込んだことがなくて、それでも感動した一作でした。Leave Itとか鳥肌立ててたな。
ハイ、Jon氏は御年67歳なので、またも客層は中年~初老さまです。
早めに行ったつもりが満席状態。
さて、ライブはと言いますと、
なんと最初から最後までギター一本とボーカルのみです!
Owner of a Lonely Heartだってギター一本です。
お声はもう、天使!
生エンジェル降臨です。
何度撮ってもまっちろに
さすが天使
浮かぶ情景は、朝。
朝露、朝焼け、草、大地、太陽、光。
すっごく大地とつながっていて、だからこそ降り注ぐ光がより強く感じられるような。
とにかく朝、なんだなー。
そよ風吹くさわやかな朝~、というより、
もっと、地球という惑星規模の力強ーい朝、なんだ。
声きれいだなぁ。すごいなぁ。
我らが日本人では、小田和正氏あたりにがんばっていただきたいです。
出入り口の近くの席だったので、スースーして寒がっていたら、お隣のマダムが
「私はもう更年期障害で今はこれ以上ないってくらい暑がりだから、これを貸してあげるわ。カシミアだからあったかいわよ。」
とおっしゃってくださり、長~いカシミアのストールをお借りすることになりました。なんだかいい香りでした。おかげさまでそのいい香りに包まれ、ぬくぬくしながら歌声に集中できました。
あたくしもそのうち、貸す側ね。