雨の日のセントラルパークもなかなかいいもので。
リスがせっせとお食事中
池に寄ってしばし鳥といることにする
マガモのペア
マガモって多くがペアで泳いでいる。仲良しね〜
各々がくつろいだり半身を水に突っ込んで餌を探したりしている。
私が水辺に近寄ると、みんな警戒して去っていってしまった。さみし〜
傘を差しているので動くとこわいかな?と思い、じーっとただただ息を潜めて佇んでいたら、やがてわらわら戻ってきた。うふ。
無邪気にみえるマガモのメスがやたらと近くに寄ってきて、ハラハラと心配そうにオスが寄り添う。守っているのね。
やがて二羽ともそばで毛づくろいを始め、なんとメスは眠り始めた。ちょっと気を許しすぎでは…笑
カナダ雁も寄ってきた。彼?彼女?はじーっと私を正面から見つめる。
雁の背中って、乗れちゃいそう。鳥たちはみんな、とっても綺麗な体をしている。
背中に雨粒が乗っかって丸くなっていて、またそれも綺麗。
気づくとけっこうな数の鳥が近くにいたので楽しんでいた。
雀も来た。
すると、横でワシャワシャとビニール袋の音がした。中国語の文字が入った袋をいじっている中華のおじさんがいる。中から何か取り出そうとしている。
「餌おじさんかな?だからみんな寄ってきたのかー」
「鳥〜、餌もらえるかもよー?」と密かに声をかけた。雀はあきらかに期待しているが、鴨や雁は「フーン」と無関心。
オッサンが袋をひっくり返してふりふりした。なんだかもりもりとした物体が出てきた。
「え、やたらおっきい餌あげちゃうんだな!」と思ったが、よく見ると亀みたいだった。
その生物が袋から池に落ちる瞬間を見ていたところ、その尖った口元が亀ではなく、スッポンのもののような気がした。
おじさんは水中に落とした生物の様子をチェックし、その生物が岸に向かってくるのを傘でつついては向こうに追いやる。何度か繰り返されるその様子を私は傘の陰からこっそり見ながらiPhoneで「亀 スッポン 違い」などと検索していた。
結果、やはりスッポンのようだった。
いろいろな意味で、大丈夫なのかしら?
おじさんはなかなか去らず、やっと池の横の道のベンチへ移ったかと思えば戻ってきてスッポンチェック。私はおじさんの動向に気付かないふりをして傘で身を隠してしゃがんでいた。
おじさんはようやく公園の出口に向かって歩き出したが、時折振り返るので私はなかなかスッポンチェックができなかった。
やっとおじさんが見えなくなって水中を見てみると、スッポンはゆらゆらと水中を歩いていた。
鳥に「スッポンいるよ」と言っておいたが、スッポンにしてみれば「え、ここどこ?」だろうなー。
この池で長生きできるのだろうか?人間に食べられそうなところ命が救われたと言えるのか?生態系とか無視だけど。あのおじさんの意図は一体?
とにかくなんだかいろいろと衝撃的だった。
5thのAppleストアのりんごマークが
赤くなっていてまたびっくり