さて、私の安定化に伴い、琴も安定に向かっているみたいです。
ちょっと体調崩して吐いたりする日もありましたが、一日で治りました。
何より、お散歩でよく歩くようになってきました。
セントラルパークにて
風太がいた頃は、カートに乗って表に出て、まず風太が用を足します。
その間、琴はカートの中で待っていました。
風太と琴は歩くスピードが違うので、琴が自発的に
「あたしは風太の後にするでいい」
と決めたのでした。
風太の用足しが終ると琴と入れ替わります。
それが…風太がいなくなってから、
表に出ると琴は固まってしまい
「で?」
となったり、
動き出したとしてもひらひら、うろちょろ、という感じでうまく歩けないのです。
いきなり横にあるはずのカートが無くなって、いきなり自分の番で、どうしたらいいのか事態が掴めない感じ。
それがようやく慣れてきて、表に出てすぐ歩くようになり、且つまっすぐ歩くようになってきました。
自信ついてきたかな
私も、毎朝風太のいない朝が始まることにうんざりしていたのが、そう思わなくなってきました。
もちろん、毎日風太のことは思っているけど。
ジャクリーンケネディオナシス貯水池
初めて行きましたけど、おっきい!
琴はふかふかの草の上が大好き。
虫除けフロントラインもしたので安心。
私が安定すると、琴も安定します。
私が自信を持つと、琴も持てます。
鏡なんですね。
運転していて道に迷って不安になっていると、
よく風太も不安になり挙動不審に。
ふたりでいっしょになっておろおろしたものです(笑)
こっちゃん、お耳はどこっ?
先日、こっちゃんが落ち着きなく、散歩後なのにうろうろ部屋中動き、しまいには玄関ドアにへばりついていました。
最初はわけわからなくて「お腹痛いのかしら?」などととんちんかんなことを思って表に出たりしていたのですが、実は私をドライブに誘っていたことがわかりました。
「ドライブに行こうよ。ドライブ行きたいってママ言ってたじゃん?
ドライブしたら楽しいよ、元気出るよ、行きたいよ」
と言っていたのです。
実は私は家の窓からニュージャージー州の彼方を眺め「ドライブでもしたいなぁ」とつぶやていたのでした。でもひとりでの運転はまだ自信がなくて。
琴は私の言葉みーんな聞いていて、理解して、一生懸命考えてくれているのです。
感動しました。
…だからといって、ひとりでの運転に自信が湧くわけでもなく。
「うむ…気持ちはありがたいけど、まだちょっと…
でもありがとう!また練習するね!
…どこに行けばいいのかわからないけど」
そう言うと、「あ、そう」と琴はやっと落ち着いてくれたのでした。