生きていれば、16歳になる日でした。
2011.4.20
ある時、ふと、「16歳の誕生日が必ず迎えられる保証はないのよね、」と思ったことを覚えています。
東京にいるお友達のモモちゃんは、風太と同じ誕生日。
おめでとうのメールをしたんですけど、
この日に、おめでとう、という言葉を言えることが、ありがたいです。
さみしいだけじゃなくて済むから。
ありがとう。
でも、風太の誕生日に風太がいないのは、
…やっぱり、元気出ないね。
なので、街へ、繰り出しました。
ふらりと入った、Therapieという雑貨屋さんで、日本製の歯ブラシをゲット!ヤッタ!探していたのだ〜
琴用です。Baby Kittyちゃんだって。
この、0.5歳からのサイズ、というのが貴重。
アメリカには無いサイズ。ミツワにも無かったの。
まさかアメリカンな雑貨屋にあるとは!ラッキー。
つづいて、セントラルパークへ。
いつもの丘で、るるるるん♪
ずっと私を励まし、寄り添い、見守ってくれてありがと。
こんなママで世話かけるよー
リンカンセンターでは今日も夜のオベラ上映をやるみたい。
観たいなぁ。
近所の学校の前で。キリッ(笑)
もうすぐおやぢが帰ってくるよ。
うちから見える夕日がきれいでした。
オーガニックコットンのタオルケットにまみれて、くるくる。
なんだかとっても気持ちよさそう。
あがあが
夫がZabar'sで買物してきてくれたので、風太にサーモンとチーズとチキンをお供えしました。「風太ァ、なんで、いないのッ?」と半分キレ気味で(笑)
2011.1.3
左利きの風太の、珍しい両手催促かりかり。欲しい気持ちMAX。
今日セントラルパークへ向かっている時、ダコタハウス前で、オノヨーコさんに遭遇しました。ベタな展開でしょ(笑)
そのままセントラルパークのストロベリーフィールズを通り抜けていかれました。
気づいた観光客はたまげていましたよ。
そりゃそうですよね。ストロベリーフィールズとオノヨーコさんなんて、究極のセットといえましょう。
オノヨーコさんは、突然、最も不条理な形で最愛の夫を失った。
偉大なミュージシャンの死に世界中が嘆き悲しんだけれど、
オノさんにしてみれば、だいじな家族を失ったのだ。
その悲しみ、絶望は、いつまで、どのくらいのものだったのだろう。
今は、どんなものなのだろう。
初めて迎えた、風太がいない誕生日は、精神的にきつかった。
ジョンレノンの死を経て、今、私の目の前をスタスタと早足で力強く歩いて行かれるオノさんの姿は、何かを私の胸に落としていった。