Il Bucoの新しい姉妹店で、Il Bucoの一本北側のストリートにあります。
お店の手前にショップとバーがあり、奥がレストラン席と厨房になっているようです。
二階もあるみたい。
ショップでは自家製のパン、お惣菜、チーズ、サラミ、調味料などが売られています。
飲食もできるようになっています。
今回はこの手前のショップ&バーエリアの席であまり落ち着かなかったけど、
結論としては “美味しかった”。
Crispy Artichokes
「なんだこの無骨な茶色い物体は」ってぎょっとしたんだけれど、食べてみたら、あら、サクサク&ホクホクでやみつきになる美味しさ。
上部の葉っぱの部分が薄く香ばしくサクサクのぱりぱりで、根元の部分はほっくほくで竹の子を彷彿とさせるのです。
悔しいけど、やられたって感じ。塩とレモンで。
そして、
Roasted Gnocchi
foraged mushrooms
「焼いたニョッキとは、どんなのだい」と好奇心をそそられオーダーしました。
この茹でてから焼いたニョッキとキノコ類の下にペーストが敷いてあって、混ぜて食すとこれまた美味!
旦那は、
Spagetti
bottarga di muggine
bottarga de muggineって、メニューに書いてあるの見て、カラスミのパスタって、すぐわかります?あたしゃ、わかりませんよ。iPhoneですぐ画像検索しちゃって事なきを得るけど、ほんとニューヨークってイタリア語わかってないと(フランス語もギリシャ語もスペイン語もだけどね)メニューが何のこっちゃさっぱりわかりません。フツーのアメリカ人ってみんなわかるのかしら?
でもこうして、食べ物の語彙だけはちゃくちゃくと積み上がってゆくので、わるくないとも言えるのであります。
旦那はこの前にパンにのったフォアグラを前菜にしておりました。これも美味とのこと。
また、旦那が飲んでいた赤ワインは、エクソシストが使うワインだとか言っていました。
(エクソシストってホラーじゃなくて、ちゃんとした除霊するカトリック司祭のこと)
私のプロセッコはお水用と同じ形のグラスに注がれました。
(ステムの無いグラスってこと)
全体的にまったくもってアメリカンなサイズではなく、食いしん坊の我々としては思わず「少なっ」って言ってしまう量なんだけれど、充実のお味。
「席も落ち着かないし、量も少ないし、…なんだけど、悔しいけど、美味しいな」
というのが我々の感想です。
次回はちゃんと奥の席を指定して予約したいところです。
試しにパンを買って帰りました。こちらも美味しかったです。
Fig & Walnut
わたくしは、ナッツとドライフルーツものには目がありません。
こっちゃんだって
パン待ち笑顔
53 Great Jones St
New York NY 10012