とうとう帰国してしまいました。
動物のこと、スピリチュアルなこと、人間のこと、食べ物のことなどいろんな話が驚くほど合って、短い間だったけどとても楽しかったです。
海外駐在の身としては、せっかくできた友達とこうして別れることはつきものです。
別れはさみしく残念だけれど、それよりもこの年でまた心から話せるいい友人ができたことをうれしく思う気持ちの方が大きいです。
残り少ない日々、名残惜しく思いながらも近所のカフェやうちでいっしょに食事しておしゃべりしました。
Pier I Cafeでロブスターロール♪
もちろん琴達もいっしょ
持参した専用マットで爆睡中のサラちゃん
さすがの女王様っぷり
お引っ越しが終わって出発前日の夜はうちにごはんを食べに来てもらいました。
我が家の王様の椅子でくつろぐサラちゃん
私よりこの椅子がお似合い
けっこうつまみ食いしちゃって放心状態のこっちゃん
翌日、JFKまでお見送りに行きました。
ご主人はお仕事の都合上先に帰国されていたので、猫2匹と大型犬1匹と荷物を運ぶお手伝いです。
数々のニューヨークらしいハプニングがあって
Sちゃんは最後までニューヨークらしさを満喫できたのではないでしょうか。
まず、来たリムジンが普通のサイズで、どうみても大型犬のケージが入りません。
ちゃんとケージの大きさを伝えて大きい車を頼んだはずなのに。
リムジンの運転手は謝りもしません。
仕方がないのでちょうどそこに来た大きいタクシーに乗って空港に向かいました。
運転手が運転しながら吞気にフォークでフルーツを食べているので
「ちょっと急いでくれるとありがたいんだけど。遅れ気味だから」
と言うと、フォークを置いて飛ばしてくれました。
(ニューヨークではタクシーの運転手がお客を乗せた運転中に食べたり長電話していることがしょっちゅうです。それで道を間違えたり行き先忘れても謝りもしません)
Sちゃんはストレスで気持ちわるくなっていてかわいそうでした。
その間、猫ちゃんは私のひざでニャーニャー鳴きっぱなしなので、ずっとレイキしてました。
無事間に合う時間に空港に着きチェックインを済ませ、早々とセキュリティに入ったSちゃんの元に駆け寄る航空会社員。
さっき、涙の別れをしたのに、なんと、戻ってきました(笑)
「ど、どうしたの?」
と聞くと、航空会社がペット料金を徴収するのを忘れたから払ってくれ、って。
エー…。
そのあと、航空会社の人に付き添われてセキュリティ順番をすっ飛ばさせてもらっているSちゃんを見届け、
「まぁ、これで帰れるよね」
と、思いました。
前日の夜、うちで入れたお湯が入った水筒の中身がセキュリティにひっかかり、航空会社の人がゴミ箱に捨ててくれていたようすを私は見逃しておりません(笑)
最後の最後までいろいろあり、つくづく油断のならない街、ニューヨークです。
空港の行き帰りする時は荷物があるのでいつもリムジンです。
この日はタクシーで帰ろうかな〜と思っていましたが、友達の勧めもあって初めて電車で帰ってみることにしました。
初めてのことは、こんなことでもワクワク♪
JFKからAirTrainという電車に乗って
Howard Beach駅まで行き、地下鉄Aに乗り換えます。
全行程でたった$7.50。これはお得!
今頃知る!
帰りにEpicerie Bouludに寄ってクロワッサンを買い
さみしさと空腹を癒しました(笑)