アニマルコミュニケーションのご案内

2013-05-04

チャイナクライシスよりダンとか

こっちゃん絶好調です♪

えへんっ



先日、China Crisisのライブを観にIridium Jazz Clubに行きました。


チャイナクライシスでーす♪


なにしろ日本で公演したことがないので、夫がどうしても行ってみたかったらしいです。
80'sに人気のあったイギリス・リパブールの5人組バンドですが、そのうちのオリジナルメンバー2人とキーボードの3人編成でした。

ジャズクラブなので食事ができ、大体相席になります。私たちは6人がけの真ん中、ステージから2番目でした。

早めに着席し、メニューを見ていたら、

「やぁ!今夜テーブルをシェアするダンです!」

とやけに熱い小ぶりな男性登場。
ライブの相席で自己紹介されたのは初めてで、我々は少々面食らってしまいました。
当たり前のようにがっちり握手を求められ、怒濤の会話開始。

ずーーーーーーーーーっといろんなコンサートの話をしています。
またそこで十分対応可能な音楽的戦闘機能搭載の夫が応戦してしまうので会話はエンドレス。
メニュー決まらないっつーの。

明るくおしゃべりなダンは人の話を聞いているようで聞いてないみたいで、二度見ならぬ二度聞きが多い。

夫が「◯◯のコンサート行ったら△△が出てきて…」などと言うと
ダンは「フーン」って言った後、「えぇっ?!△△だって?!◯◯と?!まじかよ?!」
と、終始こんなノリです。

「俺はこんな53歳だけど、ビ◯トリア◯ークレットで働いていて、仕事はできるんだ」という情報も合間に挟まれます。

でも、某ジャズクラブで葉っぱを吸ってしまい出入り禁止をくらっているらしいです(笑)
またコダインをオーバードースして同時にお酒をたくさん飲んでらりってしまい、貴重なコンサートに行きそびれて悔しい思いをしたそうです。「だからあれ以来、俺はアルコールはやめたんだ」と言いながら2杯目のビールを飲んでいました。

私の左隣の熊さんみたいな男性も会話に参入してきて、無知な私はなんだか申し訳ない気持ちになりました。
熊さんは「どうせ俺のことケニー・ロジャースかジェフ・ブリッジスかジーザスに似ているって言うんだろ?」的なことを言っていました。異論はありません。あとハーレーダビットソンに乗ってそうです。
私的には、ロックコンサートのステージ機材設置担当のボス、といった風情に感じられ、ビーコンシアターの裏で見かけたことがあるような気がするタイプだ、と言ったら夫に「うまいこという」と褒められました。

遅れてきた右隣の体の大きな、ちょっとおたくっぽい風情の静かな男性は、黙々とメニューを熟読したあと、
「チーズケーキください♪」
と言っていて、ちょっと可愛かったです。

また、東南アジア人とみられる12人くらいの団体がめちゃくちゃ盛り上がっていていて気になってしまいました。総立ちで叫んでいます。幸福そうな雰囲気から勝手になんとなくブータン人かな?と予想し、我慢できずにどこから来たのか聞いてしまいました。
私の見立てははずれ、夫のお見立て通りフィリピンからとのことでした。チャイナクライシスはフィリピンですごく人気があったらしいです。


…肝心のステージの話より、観客の話になってしまいました。

ステージは、まぁ、学祭のノリのような、極めて簡素なステージでした。
伴奏がアコースティックギターとキーボード以外は打ち込みなんでね。
ボーカルのゲーリー・デーリーは校長先生のようなスーツ姿で、祖父を思い出しました。

私は視力がいいので、ステージ上のパソコンの画面の曲目数が見えてしまい、「残りあと何曲だよ」と言うことができました。


聞き心地のよい音楽で、無知でも十分楽しみました。
やっぱり音楽はいいね♪



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