今朝のニューヨークはすごい霧です。
街中に霧吹きで水を吹いているような感じ。
幻想的
先日、琴ちゃんと地下鉄に乗って、トライベッカとチャイナタウンとリトルイタリーら辺をぶらぶらしてきました。
こっちゃんはバッグの中にいい子でこもっていてくれるので安心して一緒にお出かけできてありがたい。（重いけど…）
Franklin Streetで下車。
上の張り紙には『オーディションに来た人は、地下に行ってください』と書いてありました。
夫はよく私に「年ごまかしてアメリカンアイドルのオーディション受けてみなよ」と言います。アジアンだから若くみえるから、って。図々しいし、そんなことして変に話題になったらイヤです。
余談ですが今シーズンのアメリカンアイドルはつまらな過ぎて観るのが苦痛なほどでした。アーティスト的な人があまりいない感じでした。
一番面白かったのは、最終回でゲストのアレサフランクリンが優勝者を発表前にばらしちゃって会場が凍りついたシーンです(笑)
私は、古いビルの壁に昔の名残を見つけるのが好きです。
昔のビルの所有者やテナントの名前や広告がプリントされていて、それが現在と全然関係がない名前だったりすると「ほほほー」と思います。
デザインもアーティスティックだし、フェイドしている感じがなんともいい味。
ニューヨークに歴史ありって思う。
そして大昔から商業で栄えてたんだなーって。
トライベッカのあたりは、アート的な処が多く、スタジオで巨大なオブジェを制作していたり、古いレコードが店中ぎっしり大量に売られてたり、映画の照明機材がいっぱい置いてあったりする場所を見かけました。
ネオンを作って売っているみたい
有名なロゴがいっぱいあった！
こんな天井が高いアパートメントがたくさんある
中はどんなのだろう、ゴージャスなのかなシンプルなのかな
なんて想像しながら
側面は極めて地味
うしろの建物、今はどうか知らないけど
昔は消防署だったっぽいですよ
味あり過ぎでしょう
てくてく歩いていくとだんだん漢字が増えて、胡麻油の香りがしています。
チャイナタウンに突入です。
生活感いっぱいのチャイナタウン。
まぁ、犬の散歩している人なんて皆無ですし、地面が色々な状態なので(笑)
こっちゃんずっとバッグの中です。
今の旬はライチーやマンゴスチン、上海蟹。
路上でたくさん売られていました。
日本でおなじみのものも人気なようです
きっと安いんだろうな
中段右のものをよく見ると…
こわいよ！何もかも間違っている。
絶対これ、日本製じゃない。
まったく、どさくさに紛れて…
昔、まだ20代だった頃は中国ものが大好きで、チャイナタウンとかに行くと血が騒いだものです。
お肉やお魚や野菜を仕入れることもありましたが、今は…見るだけ。
断然アメリカンのスーパーでオーガニックのものを仕入れます。
マック表示も中国語
中のメニューもかな？
更にてくてく歩いて、食事でにぎわうリトルイタリーを抜けソーホーへ向かいました。
道中、懐かしいお店に出会いました。
ウォッカバー プラウダ
禁酒法時代のもぐり酒場だったらしい。
若い頃、まだ飲めた頃、時々行きました。
こんな階段をおりて地下へ入ります
アヤシイでしょう
もう今はウォッカなんてとてもじゃないけど飲めないと思う。
これからも重いお尻を上げて、ニューヨークをいっぱい味わおうと思います。
