書類整理はシンドカッタ。
取扱説明書、領収書、地図、人間ドックの結果、セミナーの資料…などはまぁいいとして、風太関連の書類(診断書、予防接種証明書、領収書、検疫書類など)に出くわすたびに号泣。
「肉体がないのに、風太のレコードだけあったってしょうがないよね、要らないよね」と思って手をつけてみるものの、「うわぁぁぁ〜」となって、ダダダ、とラグに逃げふせて号泣、こっちゃん駆けつけてママのお口舐める…
というラウンドを3回くらいリピートした。そりゃぐったりするよ。
今までなら、片付ければ片付けるほどスッキリしてきて高揚してきて毎日楽しくなってくるのだけど、今回は毎晩ぐったり、しんみり、テンションひくっ
早く終わりたい、しょぼーん、みたいな。
それでも、思い切っていろいろ処分したから、もう二度と領収書とか証明書とかを見ることはないわけで、それで泣くことはないんだ。…となるとちょっとは意味あるのかな。
結局のところ、こんまり風に感情センサーで取捨する方法ははきついので、感情をシャットして極力ドライ&フラットになるようつとめて判断するしかなかった。
風太をロングアイランドのショップで買った時の書類は、出会った時のときめきと喜びを思い出すので一部取っておくことにした。
今回NYに来てからの風太の心臓関連の診断書類は、自分への戒めのためと単に病気や治療の情報のために取っておくことに。
そして風太を火葬した時の書類。
これら三種だけを取っておくことにした。
すると、始まり・色々頑張ってきてうちの最後の頑張り・終わり、となっていることに気づいた。
これひとつに収まっている
最初のNY駐在時や日本での動物病院での領収書や証明書はびりーっと破いた。
日本からアメリカに来る時の検疫書類も。
破くたび、私の胸も裂ける気がした。
でも風太にしてみりゃ
「おいおい、おいらの血便後の食事メニューとか、長ったらしい心電図とか、歯骨再生治療の図とか、腸バイパス手術の説明書とか、屈辱のハスキーにやられた事件の時のメモとかいつまでもいらねーから。とっとと捨てちゃってくれよ。おいら、おおむねダハダハ笑ってて元気だったんだからよー」
という感じだろう。実際そう言われている気がしてね。
それにしても、昔のNYは動物病院代が今よりずっと安かったのがわかってびっくり!
風太のお洋服やリーシュなどは取ってある。風太の毛がからんでるしね♡
隣にいつもくっついていたこっちゃんの毛かも知れない気もするが…(笑)
ママは世話がやけるんです