アニマルコミュニケーションのご案内

2010-12-21

風太、心臓専門医へ

私、インフルエンザにかかったらしく、一週間ほど寝込んでおりました。
やっと復活です。


風太は朝起きた時、姿勢を変えた時、小走りした後などに咳き込みます。
だんだんと咳き込む頻度が上がってきたような気がするので、こちらに来て初めて近所の獣医さんにかかりました。
そして、心臓病の専門医を紹介していただきました。

アメリカは、全体を診る獣医さんと、より専門的に診る獣医さんがいます。
高度で的確な治療を受けさせることができますが、目玉が飛び出るほど治療費が高い!
風太サンのためならエンヤコラ〜!(…夫が。)


紹介先はその名も『NYC VETERINARY SPECIALISTS』
ウェストサイドにあります。
まさにニューヨークの専門医集めたわよ!的なネーミングです。



イーストサイドにはもっと大きなアニマルメディカルセンターがありますが
ここもなかなか立派でした。

風太殿はドアを自ら入っていかれましたよ(笑)


受付。広い!



診察室でやや緊張の面持ち




「そんなボクを揉みなさい」とのリクエストが




血圧を計り、心臓のエコーを撮って詳しく診ていただきました。
小型犬の老犬に多い僧帽弁閉鎖不全症(Mitral Insufficiency)でレベルは6分の3。
(日本で既に6分の2の段階といわれていて、様子をみていました)
今回、心臓肥大と高血圧がみられました。
咳は他にもいろんな要因が考えられるのですが、ひとまず心臓のお薬を始めます。
風太は気管虚脱(Tracheal Collapse)もあります。
少し肺に水が溜まっているようですが、僧帽弁閉鎖不全症による肺水腫ではないだろう、とのことです。


診察を終え、いつものニヒルな風太に。
「よゆうです」



「でも早く帰ろう」



日本ではいつも獣医さんの後で犬カフェに寄っていたので、今回も風太はあっちゃこっちゃに寄り道しようとジグザグ歩きです(^^;)
がんばったもんね…でもニューヨークには犬カフェないのよ。





これからエナラプリルとスピノロラクトンというお薬を1日2回あげます。


これで病気が治るわけではありませんが、進行を和らげる効力があるそうです。
病気とうまくつき合っていくということです。

風太は基本的に元気でして、よく食べ、よく吠え(今回も獣医さんたちを一喝)強風に喜んで立ち向かい、時々小走りをする男です。
今日も待合室でパピーに間違えられる若さです(笑)



得な男です