ちょっと風たま(風太の魂)の段階が変わったというか、
私の気持ちが変わったというか、
なにかが、変わった気がしている。
なんなのかはよくわからない…
先日、ベッドルームにある琴のベッドを窓側に戻した。
エアコンの下から少し風が入ってくるのだけれど、以前風太がいた頃は、彼には寒過ぎるのではないかと気になって、途中から窓とは逆側に犬たちのベッドを置いた。
風太は、そちら側にいた時に、天国へ行く準備をし、最期の時を過ごした。
暑がりの琴は冬でも夜中にハァハァいっている時があるので少しでも涼しいかと思い、窓側に彼女のベッドを戻すことにした。
私は必ず犬の側で寝るので、私のベッドでの位置も変わった。
その準備をしている時、ふと、エアコンの横にフサフサのもんが見えた。
風太だと思った。
半透明の、ベージュ色のフサフサのポメラニアンの背中が肉眼で見えた。
こんな感じで。
(これは風太と琴の逢い引きちうの写真であれだが)
「ベッド、元の位置に戻すの?」って言っていたような、
「おっと、いるのばれちまった、やべやべ」って言ってたような、
よくわからないけど。
風太はちゃんと天へ上がっているが、しょっちゅうこの家に遊びにやってくる。
そのたび、琴が気づいて風たまを目で追うのですぐわかる。
必ず同じような場所に来る。
リビングの、琴用のお水入れの近く。
琴に「風太、来てるの?」と聞くと「うん」と返事してくれる。
前からひょっとしてそうなのかな、と思っていたのだけど、むやみに風太のことを言ったら琴がさみしがるかと思って言わないでいた。
でも琴は、私や夫が、風太が来ていることを気づいていないことを逆にさみしく思っていたようなので、今は気づいたらすぐ琴に聞くようにしている。
その時琴は、満足げだ。
それが、私が風太の背中らしきものを肉眼でみて以来、風たまは来てない気がする。
忙しいのかなァ…
それとも
「おふくろ、もう大丈夫だろ」
と思っているのかなァ…
さぁどうでしょう?
自分で考えれ。
うーん、いけずぅ。