アニマルコミュニケーションのご案内

2010-11-08

空手再開

まさか再び着ることになろうとは…



空手を再開する運びとなった。
(前の駐在時、30歳にて始めた)

ブランクが長いので、当日の朝から、怖くて気持ち悪くて頭が痛くてしょうがなかった。
それだけ空手への畏怖の念みたいなものは消えることがない。
こんなにちゃらんぽらんのへたれの不真面目生徒でも。

道場を訪れたのは数年ぶりだけれど、そんな感じがしなかった。

師範は『リハビリ』と称してゆっくり指導してくださったので、なんとか最後までやり通すことができた。型などすっかり忘れているので横目で師範や先輩を盗み見しっぱなし。こんなに目が泳いでいる茶帯もそういないだろう。



稽古中、何も考えられず、ただ師範の動きを見てついていくことに集中。
合間に入る柔軟体操の時は床マットが見えているだけ。
たまに鏡に映る自分と目が合う。

ほんとに何も考えなかった。

『考えない時間』『感じない時間』が久しぶりに持てたという感じ。

作法を守って気を保って軸を取って…それだけの時間。




マァ道場を出れば、すぐにいつものようにあれこれ考えたり感じ始めたりするのだが、自分が望む限り今日みたいな時間を持てるというのは、心のよりどころになり得るのかもしれない。