アニマルコミュニケーションのご案内

2010-09-12

9.11

真上に出た虹



昨日はSeptember 11thでした。

遺族たちにより、テロ犠牲者の名前を読み上げられ、言葉が贈られるセレモニーがずっとテレビで放送されていました。
そして、テロがあった時刻と、ツインタワーがそれぞれに崩壊した時刻に黙想が行なわれました。

夫はワールドトレードセンターに通っていた時期もあり、犠牲者の中には夫の知り合いがいます。
また、夫の前任者はその日の朝、ワールドトレードセンターにて打ち合わせの予定があり、たまたまミーティングの時間を急に30分遅らせてもらい、その30分の差でテロに遭わずに済んだということです。

まだPTSDに苦しんでいる人も多いらしいですし、アスベストを吸ったことによるぜんそくなどの深刻な問題も続いているようです。


私は1998年に帰国していたので、テロの時は日本で暮らしていました。
夏休みで軽井沢に行く予定だったのですが、軽井沢方面で台風による土砂崩れがあり道がふさがれてしまい、出発できず家で待機していました。
台風のようすが気になってテレビをみていたら、ツインタワーやペンタゴンのテロの映像を目にし衝撃を受けたのでした。結局軽井沢でも夫とずっとニュースを見ていました。
NYにいる友達になかなか電話がつながらず心配しましたが、無事でした。タワー崩壊の時、ミッドタウンまで生暖かい風が吹き込んできたそうです。



アッパーウェストの我が家の近くからみえた、ダウンタウンのツインタワーを表す光です。1本しかみえなかったけど、本当は2本だと思います。
この光をみて思いを馳せることができるよう、ハドソン川の桟橋にはこの光に向かっていくつもの椅子が並べられていました。




一方、初秋の週末、人出も多かったです。
命ある者は、ただ生き続けていくんだなぁ。

生きていると、いろいろあるけれど、生き続けられることは、素晴らしい。
下向いたり、上向いたり、後ろ向いたり、前向いたりしながら、生き続ける。