今、ちょっと晴れています。
昨日、気晴らしに琴と雨の中散歩していて、どしゃぶりになりました。
店先で休んでいました。
こんなに雨が降るなんて。
カラッと晴れてくれれば気分も少しは晴れそうなのに。
ふと時計を見ると、ぞろ目でした。
風太が逝く前からすごくぞろ目を見るようになっていて、111とか222をよく見かけました。
昨日は333。
偉大な存在が私のそばにいてくれることを感じました。
そして、雨は、街に残る風太のチッチやうんぴのかほりをきれいに洗い流すのだと、知りました。
私は、
「ここで風太は最後のチッチをした」
「ここで風太は最後のゆるいうんぴをした」
といちいち思い出してしまいます。
「まだ匂いがあるはずだ、まだ成分が残っているはず」
と知らず知らずに思い描いています。
そんな、風太への物質的固執を、大きな自然というものが淡々と洗い流してくれているのでした。
「これだけ降れば、もう無いわね」
そして、今日もマンハッタンのわんこたちがチッチとうんぴのかほりを重ねていくのでした。
あたちも重ねるよ