昨日は、ずっと私の意識と風太の意識ががっちり組み合っている感じがして、
脳裏にまぶしい光が常に映っている感じがして、
そのおかげでだいぶ安定した心地でいました。
あのきれいな光は風太の光なんだなぁ、と思います。
現実の景色とだぶって、もう一枚の画面があって、左上に光が見えてる感じです。
そして、私もきっと、同じ光なんだ、と思いました。
今は肉体という入れ物に入っているだけの。
それと、なんだか脳内に分泌されているものがあるようで、
それが軽く、思考や感情を麻痺させているような、ゆるめてくれているような感じがします。
これは、風太が光に向かっている、つまり死へ向かっている十数時間、見守っていた時に私が脳内に感じたのと似ている感じです。
これってなんか、ピンチ時のヘルプエキスだと思う(笑)
真面目な話、ホルモンの一種なのかな〜?
ベッドからは這い出たものの、ラグの上でだらだらしています。
「がんばろー」と自分に声かけてみるものの、
「がんばるのやめたー」という自分の声も聞こえる(笑)
お金を出して犬を買って、
ごはんをあげて、うんちをかたづけて、
ブラッシングして、シャンプーして、
散歩して、マッサージして、
病院に連れて行って、抱っこして、
…人間が世話しているようで、
ほんとのところはどうなんでしょう?
風太が光になっても私たちを見守りつづけ、
琴がひたすら私たちに心を砕き、配り、
「お世話されているのはこっちかも」という気がしてならない。
私たち人間が、本質に気づけるように。
2010.10.13